謙虚さと接遇がつくる組織文化 ― しろひげファミリーが大切にしていること
入職して約2年の中で、印象的な出来事がありました。
ある朝、仕事のことで頭がいっぱいになり、下を向いて歩いていたところ、後ろから看護師に「下を向いて歩いていたら幸せが逃げてしまうよ」と声をかけられました。この一言は今でも強く心に残っています。
当院では、多くの専門職と関わる機会がありますが、日々感じるのは「接遇」や「丁寧さ」を大切にしているスタッフが非常に多いということです。こうした文化は偶然ではなく、採用の段階から重視されています。どれだけ経験やスキルが高い医師であっても、謙虚さや接遇が備わっていないと判断される場合は採用に至らないこともあります。
なぜなら、患者様への対応だけでなく、職員同士の関わり方にもその人の本質は表れるからです。日常の言葉遣いや態度は必ず周囲に伝わり、組織全体の雰囲気に影響します。だからこそ、一人ひとりが「見られている」という意識を持ち続けることが大切だと考えています。
しろひげファミリーでは、毎朝の朝礼において院長が必ず接遇について言及します。一見すると繰り返しのように感じるかもしれませんが、この積み重ねこそが組織文化を形成していきます。日々意識し続けることで、それが自然と行動に現れ、組織全体に浸透していきます。
また、こうした姿勢は外部の方にも伝わっており、面接に来られた方から「雰囲気が良い」と評価いただくことも少なくありません。受付対応や職員の立ち振る舞いなど、あらゆる場面が“しろひげファミリーの顔”として見られていることを意識しています。
接遇は特別なコストをかけるものではなく、意識次第で誰でも高めることができるものです。そして、それは業務効率の向上だけでなく、10年後、20年後の組織の成長にもつながる重要な要素です。
今後も、謙虚さと接遇を大切にしながら、より良い組織づくりを目指していきます。




















